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特定扶養親族

2023年11月22日発行

◆◇◆須田会計事務所メールマガジン №1000 2023.11.22発行◆◇◆

 □□税務豆知識□□
<特定扶養親族>
 今回は、特定扶養親族についてご説明します。
 特定扶養控除は一般の扶養控除が38万円なのに対し、63万円と控除額が大きくなります。特定扶養控除の要件は以下のとおりです。
 (1)納税者の配偶者以外の親族(6親等内の血族と3親等以内の親族)等
 (2)納税者と生計を一にすること
 (3)年間の所得金額が48万円以下
 (4)その年12月31日現在の年齢が19歳以上23歳未満
 特定扶養親族は、アルバイト等で収入があるケースが多い年代なので、申告の際には所得金額を確認し正しく申告できるよう注意しましょう。

 □□税金クイズ□□  
[問題]AさんとBさんは高校を卒業してすぐ大学に入学しました。Aさんは遅生まれ、Bさんは早生まれです。大学1年生の二人は、二人とも特定扶養親族に該当しますか。(二人ともその他の要件は満たします)
①する
②しない
正解は一番下へ!↓↓↓ 

 □□ちょっと調べてみた□□
 「スポGOMI」というスポーツを聞いたことはありますか?「スポーツ×ごみ拾い」の略で、数名でチームを作り制限時間内に規定エリア内のゴミを拾いその量や種類に応じて与えられるポイントを競う日本発祥のスポーツです。世界各国も参加してのワールドカップや高校生同士で競う甲子園大会があります。普通のゴミ拾い活動と違い、ごみを拾ったらポイントがもらえるスポーツで勝負となると参加者のやる気も違ってきますよね。SDG‘sの認知が高まる中、身体を動かし楽しみながら環境を良くしていくイベントは各国のメディアでも関心が高まっているようです。
 ところでごみといえば、「海洋プラスチックごみ」が問題視されています。プラスチックは分解されないため目に見えないほどのサイズになっても半永久的に海を漂い続け世界中に拡散されてしまっていることは周知のことと思います。日本ではペットボトルの分別やリサイクル、プラスチック製品の使用を控えるための対策に取り組んでいますが、しかし、目に見えるものだけでなく、特に小さな粒子であるマイクロビーズと呼ばれるマイクロプラスチックが深刻化しているようです。マイクロビーズになる材料は、身近な製品、例えば歯磨き粉、洗剤、洗顔料、化粧品などに含まれることもあり、洗顔や歯磨きをするたびにマイクロビーズを流出させています。あるいは洗濯した衣料品の合成繊維からもマイクロファイバーが放出されマイクロビーズとなるそうです。
 何気なく使用する日用品などからも環境汚染物質を排出させていたなんてびっくりで、何をしたら良いのかわからなくなりますが、まずは関心を持ち正しい知識を持っておくことが環境汚染を防ぐための小さな第1歩ではないでしょうか。

□□税金クイズの解答□□
[正解]②
Bさんは12月31日に18歳なので特定扶養親族になりません。 

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☆今週号の編集責任者は 肥后由紀奈 & 久松博子 でした。
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