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個人事業主が開業する際に税務署に提出する主な書類について

2023年7月5日発行

◆◇◆須田会計事務所メールマガジン №991 2023.7.5発行◆◇◆

 □□税務豆知識□□
<個人事業主が開業する際に税務署に提出する主な書類について>
 個人事業主が事業所得や不動産所得を生ずべき事業を開始する際に、税務署に提出する主な書類には次のようなものがあります。
個人事業の開業届出書
…事業開始日から1月以内に提出しなければならないことになっています。
青色申告承認申請書
…青色申告の承認を受けようとする場合には、青色申告書による申告をしようとする年の3月15日までに提出しなければならないことになっています。(事業開始日がその年の1月16日以後である場合の提出期限は、事業開始日から2月以内とされています。)
源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
…給与や税理士等の報酬から源泉徴収した所得税について、年2回にまとめて納付できるという特例制度を受ける場合に提出をする書類です。原則として、提出した日の翌月に支払う給与や税理士等の報酬から適用されます。
 現行法では、上記の書類はすべて別々の届出書・申請書となっていますが、令和5年度税制改正において、個人事業者が事業を開始した場合に行う届出書等の提出を一括で行えるようにいくつかの見直しが行われました。
 上記のような手続きを簡素化するための見直しは、どんどん進めていってほしいものですね。
※詳細についてご興味がある方は下記財務省HPをご覧下さい。

https://www.mof.go.jp/about_mof/bills/211diet/index.htm

 
 □□税金クイズ□□  
[問題]
 次の届出書・申請書に関する記述のうち、正しいものはどれでしょうか。
①個人事業の開業届出書の提出期限は事業開始日から2月以内である
②1月10日に事業を開始した場合の青色申告承認申請書の提出期限は、その年の3月15日である
③源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書の効果は提出した月から生じる
 
 正解は一番下へ!↓↓↓ 
 
 □□プライミング効果□□
 7月といえば、七夕をイメージする方が多いのではないでしょうか。七夕は中国から渡来してきた行事で、今では天の川を隔てての恋の伝説としても知られていますよね。願いを書いた短冊を笹の葉に飾る風習は、家庭だけでなく保育園や幼稚園・学校などでも取り入れられています。ただ、子どもの頃は参加する機会が多く、真剣にお願いを考えていたけど、今は「世界平和」「健康第一」など全体的なことを書くことが多いかもしれません。実はこの短冊に記入する内容を、具体的な将来の目標などを書くようにするだけで、自分の意識を改革し、「プライミング効果」と呼ばれる現象を引き出すきっかけになるんです。この「プライミング効果」とは、先の情報から得た感覚が、後の情報取得に影響を与える効果のことで、七夕がきっかけでスキルアップや目標達成につなげることが可能になるかもしれません。
 今年の七夕は、街中などのイベントなどを見かけた際には、自分自身の明確な目標を短冊に書いて願いが叶うように祈ってみてはいかがでしょうか。
 
 □□税金クイズの解答□□
[正解]②
 現行法では、個人事業の開業届出書の提出期限は事業開始日から1月以内となっています。源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書の効果は、原則として、提出した日の翌月に支払う給与や税理士等の報酬から生じることになっています。
 
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☆今週号の編集責任者は 安田洋平 & 宮下菜保子 でした。
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