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役員給与

2023年6月21日発行

◆◇◆須田会計事務所メールマガジン №990 2023.06.21発行◆◇◆
 
 □□税務豆知識□□
<役員給与>
 役員に対して支払われる報酬のうち、法人税法上損金に算入できるものは、下記の3種類があります。     
・定期同額給与
支給額が毎月同額であるものです。支給額を変更する場合には、原則として事業年度開始日から3ヶ月以内に株主総会を開催し、金額を改定します。
・事前確定届出給与
税務署へ、賞与についてあらかじめ支給日、支給金額を届け出ているものです。届出書の提出期限は、株主総会終了後1か月以内、または事業年度開始日から4ヶ月以内のいずれか早い日となります。
・業績連動給与
主に上場企業で損金算入が認められている、利益や株価などの一定の指標に連動して支給される給与です。
 中小企業の場合、定期同額給与、事前確定届出給与を利用するケースが多いですが、その支給金額は、いずれも事業年度の初期に決定しなければなりません。役員報酬の金額決定は、しっかりとした事業計画に基づいて慎重に判断することをおすすめします。
 
 □□税金クイズ□□  
[問題]
 3月決算法人であるA株式会社は、社長の役員報酬を月額70万円と定時株主総会で定めていましたが、直近の業績が好調だったため10月より単月100万円に増額しました。この100万円は経費として認められるでしょうか。
①全額認められる
②一部認められる
③全額認められない
 
 正解は一番下へ!↓↓↓ 
 
 □□今夏の天気□□
 今年もついに梅雨に突入しましたね。農作物や水不足にならないためにも必要な時期とはわかっていますが、このまとわりつくような湿度の高い感じはどうも好きになれないです。1か月程度で梅雨が明けて夏がやってきますが、これはこれで今年の夏がどのような暑さになるのか心配です。昨年は恐ろしく暑い日が多く、色々な暑さ対策グッズを購入した記憶があります。
 気象庁の天気予報を見ますと平年並みか高い見込みという現時点の予報ですが、そもそもここ数年は平年並みが昔に比べ高くなっているような気もするので、結局は今年の夏もかなり暑くなるのではないかと勝手に不安になっています。梅雨も長くなりすぎず、夏の暑さも外出が嫌にならない程度であって欲しいですね。
 
□□税金クイズの解答□□
[正解]②
 定時株主総会で定められている70万円のみ経費として認められます。
 
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