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源泉所得税の納期の特例

2023年6月7日発行

◆◇◆須田会計事務所メールマガジン №989 2023.06.07発行◆◇◆

 □□税務豆知識□□
<源泉所得税の納期の特例>
 給与や賞与を支給した場合には、原則としてその支給した月の翌月10日までに、源泉徴収した源泉所得税を国に納付しなければなりません。しかし、従業員が10人未満である場合には、あらかじめ税務署に申請をすることで、半年分をまとめて納めることができる特例があります。これを、「源泉所得税の納期の特例」といいます。
 源泉所得税には報酬や給与、配当などいくつか種類がありますが、この納期の特例の対象となる源泉所得税は、給与・賞与・退職金・士業への報酬など一定の支払に限定されています。この特例の適用を受けている場合には、1~6月分は7月10日、7~12月分は翌年1月20日がそれぞれ納期限となります。半年分の源泉所得税は、場合によって納税額が大きくなることがありますので、注意が必要です。
 7月にはこれ以外に、労働保険料の納税、所得税の予定納税第1期分、固定資産税第2期分など、納税が重なる時期です。資金繰りには余裕をもって7月を迎えられるよう、今から納税額の確認をしておくことをおすすめします。

 □□税金クイズ□□  
[問題]
Aさんは3月より従業員を雇用し始めました。毎月源泉所得税を納税するのは手間なので、納期の特例の適用を受けて、半年分をまとめて納付したいと考えています。4月に納期の特例の承認申請書を提出した場合、納期の特例の適用を受けることができるのは何月からでしょうか。
①4月
②5月
③7月
正解は一番下へ!↓↓↓ 

 □□1日に必要な水分量□□
 皆様は日頃から、水分を摂取するように心掛けていますでしょうか。厚生労働省によると、人間は一日に約2.5Lの水分を呼吸や汗、排泄行為で失うため、失った分と同じくらいの水分量を摂取することが必要と言われています。この内、1.3L程は食事等で摂取できるとされているため、残りの約1.2Lは飲料水として摂取する必要があります。
 一日の中で水分を取るのに適したタイミングは、就寝の前後や入浴の前後、運動の前後と言われています。特に、睡眠時は水分補給ができない状態のため、脱水症状を防ぐ意味でも就寝前の水分摂取は必須といっても過言ではないと思われます。また、どのタイミングにおいても、コップ一杯ほどの水を少しずつ飲むことが重要とされており、一気に多量の水分を摂取しないことも大切です。
 水分を適切に摂取することは、血流の改善や生活習慣病の予防にもつながります。暑い日が続きますが、しっかりと水分を取って、健康な毎日を送りたいですね。

□□税金クイズの解答□□
[正解]②
 源泉所得税の納期の特例は、承認申請書を提出した日の翌月に支払う給与等から適用を受けることができます。 

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