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適格請求書発行事業者の登録の取消しを求める旨の届出書

2023年4月19日発行

◆◇◆須田会計事務所メールマガジン №986 2023.4.19発行◆◇◆

 □□税務豆知識□□
<適格請求書発行事業者の登録の取消しを求める旨の届出書>
 令和5年10月1日からインボイス制度が開始されます。インボイスを発行することができるのは適格請求書発行事業者に限られますので、既に多くの事業者がその登録を受けているところですが、後になってやっぱりその登録を取消したいと考える事業者も出てくるかと思います。
 そのような場合には、適格請求書発行事業者の登録の取消しを求める旨の届出書という書類を提出することで登録の効力を取消すことができるのですが、その提出期限には注意が必要です。原則として、その届出書の提出日の属する課税期間の翌課税期間の初日に登録の効力が失われることとされているのですが、その届出書の提出が翌課税期間の初日から起算して15日前の日を過ぎてしまった場合には、登録の効力が失われるのはその提出日の属する課税期間の翌々課税期間の初日とされてしまうのです。
 例えば、個人事業主が、令和6年1月1日からその登録を取りやめたいというケースでは、令和5年12月17日が提出期限となり、令和5年12月18日以降に提出した場合には、登録の効力が失われるのは令和7年1月1日からとなってしまうということです。
 消費税の各種届出書は、その効力を生じさせたい課税期間が始まる前に提出をしなければならないものが多いですが、その中でも適格請求書発行事業者の登録の取消しを求める旨の届出書の提出期限は一足早いものとなっていますので気を付けましょう。
 
 □□税金クイズ□□  
[問題]
 A社は適格請求書発行事業者の登録を受けた3月決算法人ですが、令和6年4月1日からその登録を取りやめたいと考えています。この場合の適格請求書発行事業者の登録の取消しを求める旨の届出書の提出期限はいつになるでしょうか。
①令和5年12月31日
②令和6年3月17日
③令和6年3月31日
 
 正解は一番下へ!↓↓↓ 
 
 □□声出し解禁□□
 今年に入り、少しずつ色々なイベントで声出しが解禁されてきており、先月3月13日からマスク着用が個人の判断に任せられてさらに加速してきているようです。やはりスポーツやライブでは観客の声援や歓声がある方が盛り上がりますよね。やっている選手や出演者も気持ちが乗って良いパフォーマンスができるようになるのではないでしょうか。実際、私自身も地域のソフトボールチームで大会に参加していて、いいプレーをした時の歓声があると気分も盛り上がりますし、みんなで声を出しあって盛り上げると楽しくプレーできます。声の力ってすごいですよね。
 イベント以外でもテレビ番組など出演者間にあった透明なアクリル板を外している番組が増えてきましたし、基本的な対策はしつつも徐々にコロナ禍前の状態に戻りつつあるようで、なんだかうれしいですね。
 
 □□税金クイズの解答□□
[正解]②
 原則として、その届出書の提出日の属する課税期間の翌課税期間の初日に登録の効力が失われることとされていますが、その届出書の提出が翌課税期間の初日から起算して15日前の日を過ぎてしまった場合には、登録の効力が失われるのは提出日の属する課税期間の翌々課税期間の初日となります。
 
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