ページの先頭です

メールマガジン

メールマガジン

ホーム > メルマガトップ > 相続時精算課税制度の基礎控除

相続時精算課税制度の基礎控除

2023年4月5日発行

◆◇◆須田会計事務所メールマガジン №985 2023.4.5発行◆◇◆
 
 □□税務豆知識□□

<相続時精算課税制度の基礎控除>
 相続時精算課税制度とは、60歳以上の父母または祖父母から、18歳以上の子または孫へ贈与をした場合に選択できる制度です。この制度では、贈与した財産の累計が2,500万円までは贈与税が課税されず、贈与をした父母や祖父母の相続時に、贈与をした財産を加算して相続税を計算します。今回は2023年度改正におけるこの制度の変更点をご紹介いたします。
 この制度を選択した場合、現在では行った贈与すべてについて申告が必要ですが、2024年1月1日以後の贈与については年間110万円の基礎控除が新設され、110万円を超えない限り申告が不要となります。また、110万円を超えない分は相続時に加算が必要なくなります。そのためこの改正により、贈与した財産の累計が2,500万円に達してしまっても、毎年110万円の基礎控除を有効活用することができるのです。
 ただし、この制度は一度選択すると止めることができない点など、いくつか注意点があります。選択する際には慎重な判断が必要になることをご留意ください。
 
 □□税金クイズ□□  
[問題]
相続時精算課税制度を選択している父Aと子Bの間で、2024年に入り、AからBへ現金100万円の贈与がありました。この贈与に関して贈与税の申告は必要でしょうか。
①必要である
②必要ない
③どちらでもよい
 
正解は一番下へ!↓↓↓ 
 
 □□侍ジャパン□□
視聴率48%を超える試合もあったWBC。多くの方がテレビを前に歓声をあげたことでしょう。普段野球を見ない私ですが、日本人の中から最高の選手が集められた侍JAPANがどのようなプレーをするのか今回は注目をして観戦しました。日本が世界一になるという目標のためにそれぞれの選手が自分のすべきことを全うする姿に、ありきたりの言葉ですが勇気と感動をもらいました。
一番は大谷選手がバントを打ったシーンは“にわか”の私ですら「ここでっ?!」と鳥肌がたつほどでした。絶対勝つという強い思いがにじみ出た一打で、その思いは後続の選手にも伝わり、その後の雰囲気がガラッと変わり勝利に繋がったのを覚えています。
また、日本選手の野球だけに関わらない一挙手一投足が様々な所で話題となり、世界中に感動の渦を巻き起こしていましたね。
本当に日本人として素晴らしい、まさに侍。多くの人と共有できたこの感動をずっと忘れずに日本人の誇りにしたいです!世界一 優勝おめでとう!!!
 
□□税金クイズの解答□□
[正解]②
 2024年1月1日以降、年間110万円以下の贈与について、申告が不要となります。
 
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
☆今週号の編集責任者は 前田悠介 & 久松博子  でした。
☆須田会計事務所のホームページも是非ご覧下さい。URLは
 http://www.suda.gr.jp です。
☆アドレスの変更や配信中止については下記のリンクよりご一報お願いします。

http://www.sudatax.net/contact/

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

ページの先頭へ