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譲渡所得の申告時期

2023年1月26日発行

◆◇◆須田会計事務所メールマガジン №984 2023.1.26発行◆◇◆

 □□税務豆知識□□
<譲渡所得の申告時期>
 2022年は不動産の市場価格が高騰していたため、不動産を売却した方も多いのではないでしょうか。不動産を売却した場合に譲渡所得が生じたときには、確定申告をしなければなりません。
 不動産を売却する際には、売主と買主の間で売買契約書を交わしますが、その不動産の引渡は、売買契約書よりも後の日付で行われることがあります。たとえば年末に契約をしたなどの理由によって、契約日の属する年と、引渡日の属する年が異なることが起こりうるわけですが、このような場合、譲渡所得の申告は、どちらの年で申告をすべきでしょうか。
 国税庁はこの点について、原則は引渡日の属する年としつつも、売買契約などの効力発生の日の属する年に譲渡があったものとして確定申告することもできる、としています。つまり、どちらの年で申告しても良いということになります。税制は毎年変わりますから、申告年によって適用を受けることができる特例が変わる可能性もあります。どちらの年で申告したほうが良いか、事前にしっかりと検討したいものですね。

 □□税金クイズ□□  
[問題]
Aさんは2022年11月に、自身が保有する不動産の売却のために売買契約書を交わし、その不動産の引渡を2023年1月に行いました。Aさんの不動産売却に関する譲渡所得税の申告は、2022年分、2023年分のいずれの申告年分とすべきでしょうか。
①2022年
②2023年
③どちらでも良い
正解は一番下へ!↓↓↓ 

 □□温活□□
私は日頃から冷たい飲み物を飲む傾向にありますが、この冬は意識的に温かい飲み物を積極的に飲むようになりました。きっかけは、理想の最適平熱は「36.5℃」と言われているものの出社時の体温計測がほぼ毎日最適平熱よりも低い状態だったため、無理のない「温活」を始めてみようと思ったことです。
最近では健康のために体を温める「温活」への注目が高まっているようで、民間調査によると、なんらかの温活を実施している人は全体の9割に上るそうです。ちなみに「温活」とは、体を温めて基礎体温を上げ、体調不良などを改善する活動のこと。体の冷えは万病のもとと考えられ、不調を引き起こす可能性があるため、放置しないことが大切だそうです。具体的には、体を冷やさない飲み物や食べ物を摂る、適度な運動や湯船につかるなどが効果的とのこと。
始めたばかりだからか効果の程はまだあまりなく、気づいたら手足が冷たいなどの症状は相変わらずですが、少しでも改善されるよう無理のない範囲で「温活」を気長に実践していこうと思っています。

□□税金クイズの解答□□
[正解]③
 譲渡所得の申告は、資産を譲渡した日の属する年の翌年2月16日~3月15日に行います。この資産の譲渡をした日とは、資産の引渡日、または売買契約等の効力発生日のいずれとしても良いこととされています。

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☆今週号の編集責任者は 須田裕行 & 宮下菜保子  でした。
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