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新入社員の年末調整について

2021年11月22日発行

◆◇◆須田会計事務所メールマガジン №950 2021.11.22発行◆◇◆

 □□税務豆知識□□
<新入社員の年末調整について>
 同一年中に前の職場を辞めて転職をした従業員について年末調整をする場合には、その退職した会社から支給を受けていた給与も含めて、現在勤務している会社で年末調整をすることになっています。給与所得の源泉徴収票の交付をまだ受けていない従業員がいる場合には、すぐにその会社に連絡をしてもらうようにしましょう。前職分の給与の状況が確認できない場合には年末調整を行うことができないため、必要に応じてその従業員が自分で確定申告を行って所得税の精算をすることになります。
 また、退職してから就職するまでの間隔が空いている人は、国民健康保険・国民年金保険に加入し、令和3年中にその保険料を支払っている場合があります。その支払った保険料は所得から差し引くことができますので、会社から配付した保険料控除申告書にその支払について記載してもらい、国民年金保険については控除証明書などの提出を受けるようにしましょう。
 なお、2ヶ所以上の会社に勤務をしている場合は、主たる勤務先でその会社の給与について年末調整を行った上、その他の会社の給与については確定申告によって所得税の精算をすることになります。また、確定申告をする場合においても、主たる勤務先での年末調整は行わなければなりません。
 手続きについてお間違えのないようにご注意下さい。
 
 □□税金クイズ□□  
[問題]
 Aさんは、3月31日までB社でアルバイトをしていましたが、B社を退職し、4月1日より正社員としてC社に勤務をしています。B社とC社から支給を受けた給与所得に関する手続きについて、正しい選択肢はどれでしょうか。
①C社でB社の給与も含めて年末調整する
②C社でC社の給与についてのみ年末調整し、B社の給与については確定申告する
③どちらの給与も年末調整はせず、確定申告する
 
 正解は一番下へ!↓↓↓ 
 
 □□冬の野菜□□
 冬といったらお鍋。そろそろ鍋料理を作る機会が増えてくるのではないでしょうか。鍋料理の野菜は様々ですが、定番は白菜、ネギ、春菊などですね。この春菊は春に菊に似た黄色い花を咲かせることからこの名前がついたといわれています。食材としての旬は冬で11月~3月に収穫される春菊は柔らかくてお鍋にもよく合います。ただ現在は、ほぼ一年中出荷されており、このことから「無尽菊」とも呼ばれているようです。
 冬が旬の食材は寒さで凍ることがないよう細胞に糖を蓄積するため、甘みのある野菜が多く、ビタミンやカロテンなどの栄養価が高く、免疫力を高め、風邪予防にも効果があるといわれています。いいことづくしの冬の野菜、鍋料理など体が芯から温まる料理に使って、これからの寒い冬を乗り切りましょう。
 
 □□税金クイズの解答□□
[正解]①
 年の中途で就職した人で、就職前に他の給与の支払者に扶養控除等異動申告書を提出して支払を受けていた給与がある人については、その前職分の給与を含めて年末調整を行うことになります。
 
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☆今週号の編集責任者は 安田洋平 & 宮下菜保子 でした。
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