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基本的な贈与税の計算

2021年6月21日発行

◆◇◆須田会計事務所メールマガジン №928 2021.6.21発行◆◇◆

 □□税務豆知識□□
<基本的な贈与税の計算>
 今回のメールマガジンは贈与税の計算についてご説明します。
 基本的な贈与税の計算の流れは次のとおりです。
①その年の1月1日から12月31日までの間に贈与によりもらった財産の価額を合計します。
②①から基礎控除額110万円を差し引きます。
③②に税率を乗じて税額を計算します。
 ③については、国税庁のホームページに速算表という表が掲載されており、これに②をあてはめることで贈与税の計算ができるようになっています。
 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/zoyo/4408.htm
 上記の国税庁のホームページには「一般贈与財産用」と「特例贈与財産用」の2種類の速算表が掲載されています。「特例贈与財産用」の表は、その年の1月1日において20歳以上の者が直系尊属から贈与を受ける場合に使用するもので、それ以外の場合は「一般贈与財産用」の表を使用することとされています。直系尊属からの贈与とは、祖父母や父母などからの贈与のことを指します。贈与税は、①が多ければ多いほど高くなる累進課税の仕組みが採用されていますが、特例贈与財産用の表の方が一般贈与財産用の表に比べてその上昇率が緩やかになっています。
 贈与者と受贈者の関係を確認して、適切な表にあてはめて贈与税の計算を行うようにしましょう。
 
 □□税金クイズ□□  
[問題]
 贈与税の計算に関する次の選択肢のうち、正しいものはどれでしょうか。
①贈与税は4月1日から3月31日までの間に贈与によりもらった財産について計算する
②贈与税の基礎控除額は60万円である
③贈与税の税率表は一般贈与財産用と特例贈与財産用の2種類がある
 
 正解は一番下へ!↓↓↓ 
 
 □□オーバーエイジ□□
 最近、東京オリンピックの代表が続々と発表されています。サッカー男子の代表も明日22日に発表される予定ですが、それより先にオーバーエイジの選手が決まっています。
 サッカー男子のオリンピック代表は、23歳以下という年齢制限が設けられていますが、24歳以上の選手も各国3人まで選出可能となっていて、その3人のことをオーバーエイジと呼んでいます。そもそもオリンピックにおいて年齢制限はないのですが、各競技の国際機関が参加資格を定めており、サッカー男子以外にも体操やトランポリンなどに年齢制限があります。また、冬季オリンピックではフィギュアスケートに年齢制限が設定されています。
 ただし、サッカー男子以外の競技は、〇〇歳以上という制限が設けられていて、〇〇歳以下という制限があるのはサッカー男子のみです。これはサッカーにはワールドカップという世界大会があり、年齢制限を無くした場合、ワールドカップの価値が下がってしまうからという理由のようです。
 東京オリンピック開催の是非の議論もあるところですが、もし開催されたならば、全力で、かつ静かに日本代表を応援したいと思います。
 
 □□税金クイズの解答□□
[正解]③
 贈与税はその年の1月1日から12月31日までの間に贈与によりもらった財産について計算します。基礎控除額は110万円です。贈与税の税率表は2種類あり、その年の1月1日において20歳以上の者が直系尊属から贈与を受ける場合には「特例贈与財産用」の表を、それ以外の場合には「一般贈与財産用」の表を使用します。
 
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