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納税証明書のPDF化

2021年6月14日発行

◆◇◆須田会計事務所メールマガジン №927 2021.6.14発行◆◇◆

 □□税務豆知識□□
<納税証明書のPDF化>
 納税証明書という書類をご存知ですか。たとえば銀行から融資を受ける場合に、融資の審査のために必要になる書類です。税務署や都道府県税事務所、市役所などがそれぞれの税目に関する納税証明書を発行していますが、税務署が発行する納税証明書には、下記のようにいくつか種類があります。もし証明書を取得する際には、どの証明書を取得する必要があるのかをよく確認する必要があります。
その1:納税額等の証明
その2:所得金額の証明
その3:未納の税額のない証明
その3の2:申告所得税及復興特別所得税と消費税及地方消費税に未納の税額がないことの証明
その3の3:法人税と消費税及地方消費税に未納の税額がないことの証明
その4:滞納処分を受けたことのない証明
 税務署が発行する納税証明書は、オンラインで交付申請を行うことができます。交付される証明書は、データまたは書面のいずれかを選択することができるのですが、データで交付される証明書は電子データとしてしか利用することができず、当該データを紙に印刷しても利用ができません。紙で提出を求められた際には、そもそも書面の交付請求を行わなければならず、また複数枚必要になる場合には、その部数分の請求を行う必要があります。データで交付されたものを自分で印刷して使えれば非常に便利ですが、そのような運用は今はできないのです。
 しかし、令和2年度の税制改正により、今年の7月から、電子データで納税証明書の交付を受ける場合に、新たにPDF形式で交付を受けることができるようになります。PDF形式データのものは、紙に印刷するとQRコードが印刷されて真正性が担保されるようになっており、有効期限内に何枚でも印刷して利用することが可能になります。今後はPDF形式で交付を受けるのが良さそうです。納税証明書を取得する際に、ぜひ確認してみてください。

 □□税金クイズ□□  
[納税証明書の発行費用]
税務署へ納税証明書の交付を請求する場合には、オンラインと書面のいずれかの方法により請求を行うことができます。交付にあたっては手数料がかかりますが、その金額は次のうちいずれが正しいでしょうか。
①いずれも同額
②オンライン申請の方が安い
③書面申請の方が安い
正解は一番下へ!↓↓↓ 

 □□気圧□□
天気予報を見ていると「明日は低気圧の影響により~」「西高東低の冬型の気圧配置…」など、「気圧」という言葉をよく耳にします。先日、天気予報をテレビで見ていると「天気痛予報」という予報がなされていました。気温や湿度、気圧などが関係して、体の痛みや不調を引き起こすのが「天気痛」、「気象病」と言われており、頭痛や肩こり、骨折や手術後のキズなどの古傷などに痛みが発症する原因の一つだそうです。天気が急に雨や雪になり、気圧が変化すると身体が無意識のうちにストレスを感じるため、心身が緊張状態になり、代謝が滞り、様々な不調が起こりやすくなりやすいのだそうです。
最近では、気軽に見ることができる「天気痛」アプリなどもあり、簡単に気圧の変化のタイミングを把握することができるようになりました。これまで感じていた原因不明の痛みや体調不良が、実は天気や気圧の変化によるものだったという可能性もあるようです。これから梅雨に入り、雨の日が多くなりますが、天候の変化による体調管理に気圧予報を気にしてみるのもいいかもしれません。

□□税金クイズの解答□□
[正解]②オンライン申請の方が安い
 税務署から発行される納税証明書の発行手数料は、オンラインで申請した場合は1通あたり370円、書面で申請した場合は1通あたり400円の手数料がかかります。 

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☆今週号の編集責任者は 須田裕行 & 宮下菜保子 でした。
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