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2019年分の年末調整

2019年10月28日発行

◆◇◆須田会計事務所メールマガジン №862 2019.10.28発行◆◇◆

 □□税務豆知識□□
<2019年分の年末調整>
 今年も残すところ約2か月となりました。毎年のことではありますが、この時期になると保険会社から保険料控除証明書が届き、控除証明書が届くと年末調整の時期が近付いてきた=年末が近い、と感じる方もいるのではないでしょうか。年末調整業務を行っていると、保険料控除を前年に受けていて、今年もあるはずなのに証明書の添付がない、という方をお見かけします。控除証明書の再発行には時間がかかってしまい、年末調整に間に合わない場合もありますので、紛失には気を付けましょう。また、医療費控除、ふるさと納税のような寄付金控除、住宅ローン控除の初年度、については年末調整では控除できず確定申告を行う必要がありますので、こちらも確定申告まで書類を紛失しないように注意が必要です。
 以前に比べ年末調整書類の記載事項が複雑化していますので、提出する給与所得者も年末調整業務担当者も大変だとは思いますが、年末調整業務がスムーズに進むように早めに準備しましょう。
 
 □□税金クイズ□□  
[問題]
 A社では年末調整が終わり12月分の給与支給も終わった後で、従業員から父親が控除対象扶養親族に該当することになった旨の申し出がありました。この場合、どのように対応すべきでしょうか。なお、源泉徴収票は毎年1月の給与支給時に交付することになっています。
①給与所得者の扶養控除等異動申告書を提出してもらい、年末調整の再計算を行う
②その従業員に確定申告をしてもらい、減少することとなる税額の還付を受けてもらう
③どちらでも良い
 
 正解は一番下へ!↓↓↓ 
 
 □□ノーサイド□□
 日本で開催されているラグビーのワールドカップ、残すは決勝のみとなりました。日本代表は目標であった決勝トーナメント進出を果たし、惜しくも準々決勝で敗れてしまったものの、この活躍は国内外で大変な盛り上がりをみせました。
 ラグビーの世界ではノーサイドという言葉があります。これは試合終了を表す言葉ですが、試合終了後は勝った側も負けた側もなく、お互いの健闘をたたえ合うという意味が含まれています。今回のワールドカップでも、危険なプレーをした選手が、試合後その相手に直接謝罪にいくという姿が、まさにノーサイドの精神として報道されています。
 このノーサイドという言葉ですが、実は日本以外では使われていません。イギリスでは以前使われていたようですが、海外では試合終了のことをフルタイムと言っています。なぜ日本だけなのかは定かではありません。ただ、激しいボディコンタクトのあるラグビーでは、試合後お互いの健闘をたたえ合うという精神は世界共通のものとなっています。
 今回、このノーサイドの精神だけでなく、選手、スタッフ全員がひとつのチームとして戦う日本代表の姿に感動した方も多いのではないかと思います。これを機会にラグビー人気が再燃することを願います。
  
□□税金クイズの解答□□
[正解]③
 年末調整後に所得控除の異動があった場合、その年分の源泉徴収票が作成される時までにその異動に関する申告があったときは、異動後の状況で再計算することができます。また、年末調整の再計算によらず本人が確定申告によって精算することもできます。なお、徴収不足税額がある場合は年末調整の再計算を行う必要があります。
 
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☆今週号の編集責任者は 森正和 & 佐原哲也 でした。
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