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地方税共通納税システム

2019年9月30日発行

◆◇◆須田会計事務所メールマガジン №858 2019.9.30発行◆◇◆

 □□税務豆知識□□
<地方税共通納税システム>
 明日、10月1日から地方税共通納税システムが稼働します。既にご存知の方も多いかもしれませんが、改めてサービスの内容をご紹介します。
 法人税や消費税などの国税ではダイレクト方式による納税が可能です。これは、事前に銀行口座を登録しておき、電子申告とともに口座引き落としの手続きをすることで、別途銀行での手続きをせずとも納税を完了させる方法です。一方で地方税ではダイレクト方式による納税はできず、納付書の書式やペイジー納付の対応などについても各地方公共団体でバラバラでした。そのため、都民税や市民税、または個人住民税の特別徴収分などは納付書で納税をしていた法人も多いのではないでしょうか。
 今後は、地方税共通納税システムとして各地方公共団体の対応が統一されることになります。インターネットバンキングでの納税やダイレクト方式による納税が可能となり、わざわざ銀行まで行って納税する手間が省けることになります。特に、個人住民税の特別徴収分については、毎月納税する必要があるため事務負担の軽減が期待できます。ダイレクト方式による納税は、国税と同様に銀行口座の事前登録が必要です。手続きに要する期間は、金融機関によって10日~30日程度かかるようですので、利用を検討されている方は早めに申込手続きをされた方がよいでしょう。
 
 □□税金クイズ□□  
[問題]
 地方税共通納税システムで納税できる税金の種類として間違っているものはどれでしょう。
①法人都民税
②個人住民税(特別徴収分)
③不動産取得税
 
 正解は一番下へ!↓↓↓ 
 
 □□OKIPPA□□
AmazonをはじめとしたECサイトは本当に便利ですね。ちょっとした空き時間で買い物を済ますことができるので、週末に買出しで半日潰すということがなくなりました。一方で、ECの利用増大に伴う配送業者の疲弊は社会的な問題になっています。以前ヤマト運輸が配送料を一斉値上げしたことは記憶に新しいですが、根本的な解決には至っていないようです。配達時間は細かな時間指定ができますが、急な残業やたまたまお風呂に入っていて受け取れなかったときは、とても申し訳ない気持ちになります。
最近では宅配ボックスを設置する家も増えてきているようですが、大きな箱を設置するとなると、見栄えやスペースの問題からついつい躊躇してしまいます。私も設置を迷っていたのですが、OKIPPAという荷物の受取サービスを発見し、とても便利そうなのでご紹介します。以前日本郵便がキャンペーンを行っていたので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。
OKIPPAは、簡単に言ってしまえば、鍵のかかる袋を玄関のドアや門に設置して、宅配ボックス代わりに利用するというもの。専用の袋は57L入ですので、大型の荷物も受取できます。また、配達状況の確認などは、すべてスマホのアプリから行うことができます。

https://store.okippa.life/

 現在一部の配送業者で置き配が実施されていますが、置き配は盗難やいたずらの恐れがあります。OKIPPAでは袋にいれたうえで鍵を施錠してくれるので、そういったリスクがある程度軽減されることが期待できます。また、受取時間を気にしなくて良いということが、ECをますます便利に感じさせてくれます。これぞまさに一石二鳥。ますますECの利用が増えてしまいそうです。
 
□□税金クイズの解答□□
[正解]③
 10月1日時点で対応している税金は、法人都道府県民税、法人事業税、地方法人特別税、法人市町村民税、事業所税、個人住民税(特別徴収分・退職所得分)となっています。
 
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☆今週号の編集責任者は 井戸川真也 & 須田裕行 でした。
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