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スマホで申告

2019年1月15日発行

◆◇◆須田会計事務所メールマガジン №822 2019.1.15 発行◆◇◆

 □□税務豆知識□□
<スマホで申告>
 最近のネット環境や電化製品の発展はすごいですね。物の売買はもちろん、お店の予約やチケットの購入、銀行振込みなど、色々なものがスマートフォン一つで完結してしまう時代になりました。そんな現代の環境に合わせて、2019年1月から税務の世界でも、スマートフォンで確定申告ができるようになったのをご存知でしょうか。
 今までも、自宅のパソコンから「確定申告書等作成コーナー」で申告書を作成し、印刷したものを税務署の窓口で提出、郵送で提出、もしくは申告書のデータをe-Taxで提出という選択肢がありました。ただ、e-Taxでの提出にはマイナンバーカードとICカードリーダライタが必要で、両方揃っていないと利用できないため、少しハードルが高かったと思います。今回、スマートフォン申告の開始に伴い、税務署で事前にIDとパスワードを登録しておけば、マイナンバーカードとICカードリーダライタがなくてもパソコンからもスマートフォンからもe-Taxで提出できるようになりました。
 e-Taxを利用すると、書面を印刷して郵送する手間もなく、確定申告期間であれば24時間いつでも利用できます。また、書面での提出には毎回必須であった本人確認書類の添付も不要ですし、源泉徴収票や医療費の領収書など添付書類も提出不要です(自宅で保管する必要があります)。さらに確定申告で納税になる場合、税額が30万円以下であればほぼすべての税目で、確定申告書等作成コーナーや国税庁HPの納付用QRコード作成専用画面から、コンビニで納付するためのQRコードを作成することができますので、納付書を持って金融機関に行く必要もなくなります。
 給与所得者で、医療費控除やふるさと納税などの寄付金控除だけの還付申告であれば、スマートフォンで簡単に、添付書類の郵送などもなく申告が完了してしまうのでとても便利ですね。
 なお、ID・パスワード方式は、マイナンバーカードやICカードリーダライタが普及するまでの暫定的な対応であり、国税庁ではマイナンバーカード方式を推奨しています。
 
 □□税金クイズ□□  
[問題]
2019年1月からスマートフォンでの申告ができるようになりましたが、スマートフォンからe-Taxを利用して申告書を送信する場合に正しいのはどちらでしょうか。
①マイナンバーを入力して送信する
②事前に税務署で登録したID・パスワードを入力して送信する
  
正解は一番下へ!↓↓↓ 
 
 □□ゴースト・レストラン□□
 ゴースト・レストランとは、店舗を持たず、間借りするキッチンで調理を行い、フードデリバリーサービス(「ウーバー・イーツ」など)を利用して注文を受け、料理を配達するという形態の飲食店をいいます。
 このゴースト・レストランは、ニューヨークが発端となっていて、世界へと広がりつつあります。日本では、以前からピザや寿司などの宅配専門業者はありますが、いずれも自前のキッチンを持っていて、自社で配達も行っているところにゴースト・レストランとの違いがあります。最近、日本では「6curry(シックスカレー)」というゴースト・レストランが話題となっています。サラダ感覚で食べるカップスタイルのカレーが人気のようですが、デリバリーの範囲が恵比寿近辺に限られています。
 また、ゴースト・レストランは、設備投資や人件費を抑えることができるため、飲食店を開業しようとする人にとっても魅力的です。より多くの料理人がチャレンジできる環境がゴースト・レストランです。
 今後はゴースト・レストランの増加により、多様なフードデリバリーが実現していくことと思います。そして、いずれは、ゴースト・レストランがミシュランの星を獲得することもあり得るのではないでしょうか。

□□税金クイズの解答□□
[正解]②
 事前に税務署で税務職員と対面による本人確認を行った後、即日ID・パスワードが発行されますので、そのID・パスワードを入力してe-Taxで送信できます。
 
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☆今週号の編集責任者は 森正和 & 佐原哲也 でした。
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