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個別対応方式の区分

2018年7月17日発行

◆◇◆須田会計事務所メールマガジン №797 2018.07.17発行◆◇◆

 □□税務豆知識□□
<個別対応方式の区分>
 今回は、消費税の納付すべき税額を算出する計算方法の一つである、個別対応方式について取り上げます。個別対応方式とは、その課税期間中の課税仕入れ等に係る消費税額を①課税売上にのみ要するもの②非課税売上にのみ要するもの③課税売上と非課税売上に共通して要するものに区分し、③に課税売上割合を乗じた金額に①を加算する方法をいいます。なお、その課税期間中の課税売上高が5億円以下、かつ、課税売上割合が95%以上の場合は仕入税額の全額が控除できるため、課税売上高が5億円超又は課税売上割合が95%未満の場合に個別対応方式もしくは一括比例配分方式により計算することになりますが、個別対応方式を選択するには上記の区分を行う必要があります。
 それぞれの区分の特徴としては、①は主に売上に直接関係のある仕入れや外注工賃など原価に相当するもの、②は土地売却時の仲介手数料、住宅貸付けの仲介・更新手数料や修繕費など、③は主に光熱費や通信費などの販売管理費のように全体の経費です。この区分を判断する時期については、基本的に取引を行った時点、仕入を行った時点になりますので、販売用として仕入れていた課税商品を、今回のような豪雨災害を受けた地域に寄付をした、という場合には、もともと販売用で仕入れているので①に区分されます。なお、最初から寄付をするために商品を仕入れているのであれば③に区分されます。
 個別対応方式によって計算する場合、上記区分をしっかり行う必要があり、住宅の貸付けがメインの不動産賃貸業や医業など課税売上割合が低い事業において①に区分するものを③としてしまうと控除できる税額が大きく減ってしまうことにもなりますので、特に注意が必要です。
 
 □□税金クイズ□□  
[問題]
 不動産貸付業A社が行った次の支出のうち、個別対応方式で「課税売上にのみ要するもの」に区分されるものはどれでしょうか。
①居住用アパートの入居者が退去した後のクリーニング費用や修繕費
②新規テナントの入居者募集費用
③貸し駐車場のための土地購入費用
 
正解は一番下へ!↓↓↓ 
 
 □□克服法□□
としまえん遊園地にある乗り物「フライングパイレーツ」をご存知でしょうか。地上45メートルを急上昇・急降下する巨大な海賊船に搭乗するアトラクションで、小学生の頃から大好きな乗り物の一つでした。
 そんな絶叫マシーン好きの私ですが、東京ドームシティにあるジェットコースター「サンダードルフィン」に先週初めて挑戦しました。走行中は新宿のオフィスビル群やスカイツリーを望むことができ、最高速度は約130km/hで日本第2位の速さを誇る人気のアトラクションです。しかし残念なことに、景色を満喫する余裕もなく目を閉じたまま乗ってしまうという不甲斐ない結果に終わってしまいました。
 今回はそんな絶叫マシーンの克服法をご紹介したいと思います。恐怖は人間の脳にある情動をつかさどる偏桃体によって生み出されます。その恐怖や思考・理性を制御するのは前頭葉です。言葉を話したり、体を動かしたりする機能も担っています。人間が感情を抑え理性的に行動できるのも、前頭葉の働きがあるからですね。ジェットコースターに乗る際に、①大丈夫、怖くないと自己暗示をかけること②乗車中は目を閉じないこと③落下時には恐怖心を感じるより前に先に叫ぶことで前頭葉が反応し、偏桃体の過剰な反応を抑えてくれる効果があるそうです。目を閉じないとかえって恐怖が増してしまう場合は、自分の手元や足元を見るようにすると効果的です。また、落下する前には深く息を吸い、落下中は息を止めず鼻から空気を出すことでお腹に力が入り落下時に感じるあのフワッとした浮遊感が軽減されるそうです。
 この夏ジェットコースターに挑戦される際には、ぜひ一度お試しください。
 
□□税金クイズの解答□□
[正解]②
 テナントの賃貸収入は課税売上になり、テナント募集費用はその課税売上のために支出するものですので、「課税売上にのみ要するもの」に区分されます。なお、①は通常クリーニングや修繕を行った後も居住用として貸し出しますので、「非課税売上にのみ要するもの」に区分され、③の土地購入費用は、非課税取引に該当しますので区分はありません。
 
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