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平成21年および平成22年に取得した土地等を譲渡したとき

2016年5月30日発行

◆◇◆須田会計事務所メールマガジン №00688 2016.5.30発行◆◇◆

 □□税務豆知識□□
<土地等を譲渡したときの1,000万円の特別控除>
 今回は、平成21年および平成22年に取得した土地等を譲渡したときの、譲渡所得の特別控除についてご紹介します。
 この規定は、平成20年9月に起きたリーマンショックの影響を踏まえ、国内の土地の流動化を推進するために作られたものです。下記の要件を満たしている場合には、この規定の適用を受けることができます。
・平成21年1月1日から平成22年12月31日に土地等を取得したこと
・平成21年中に取得した土地等は平成27年以降に、平成22年中に取得した土地等は平成28年以降に譲渡すること
・親子や夫婦など、特別な間柄にある人から取得した土地等でないこと
・相続、遺贈、贈与等により取得した土地等でないこと
 上記要件を満たす場合には、当該土地を売却したことにより得た利益から1000万円を控除することができます。もし該当する土地をお持ちの方は、売却する際に失念しないよう、十分ご注意ください。

 □□税金クイズ□□  
[問題]
Aさんは平成21年に3,500万円で取得して所有していた土地を、平成28年に5,000万円で売却しました。所得税の計算として正しいのは、次のうちどれでしょう。
①(5,000万円-3,500万円)×15%=225万円
②(5,000万円-3,500万円-1000万円)×15%=75万円
③(5,000万円-3,500万円-3000万円)×15%=0円
正解は一番下へ!↓↓↓ 

 □□煮物□□
先日ふと、煮物は英語で何というのかを調べてみました。グーグル翻訳によると「Cooked food」と言うらしく、「Stewed dishes」あるいは 「Boiled dishes」でも伝わるそうです。
和食料理の基本といわれているこの煮物ですが、つくづく日本各地に根付いているものだなと思います。山形の定番いも煮、下町大衆酒場の豚や牛のもつ煮、数年前のB1グランプリで一躍有名になった山梨甲府の鳥もつ煮、福岡のがめ煮(福岡弁の寄せ集めるという意味の「がめくり込む」が由来 )など、各地にはその土地の名物に合わせた煮物があるように感じます。素材の持ち味を生かしながら、他の食材の旨味も引き出し、ある程度保存性があるため、昔から庶民に親しまれ、今に至っているのではないかと考えられます。
先日、近所の飲食店で目新しい煮物に遭遇しました。それは「マグロのカレー煮」です。メニュー名を目にしたとき、一瞬生臭さを想像しましたが、試しに頼んでみるとそのイメージが一変しました。マグロといっても高級なツナ缶のようなさっぱりとしたマグロで、香味野菜のセロリがいい役割をし、カレーのスパイシーさと相まってご飯にもお酒にも合うエスニック料理として美味しく頂くことが出来ました。
煮物と一言でいっても、うま煮、含め煮、炒め煮、土佐煮、煮びたし、味噌煮、甘露煮など様々な煮方があり、同じ素材でも煮方を変えたり、思いもよらない素材同士を試してみると、新たな味わいが出てくるのも煮物の魅力かもしれません。これからの暑い季節にぴったりな煮物を自宅でもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

□□税金クイズの解答□□
[正解]②
 平成21年に取得した土地を平成28年に売却しているため、1,000万円の特別控除の適用を受けることができます。 

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☆今週号の編集責任者は 須田裕行 & 宮下菜保子 でした。
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