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タワーマンション節税

2014年8月11日発行

◆◇◆須田会計事務所メールマガジン №00599 2014.08.11発行◆◇◆

 □□税務豆知識□□
<タワーマンション節税>
 近年、タワーマンションの人気が再燃しているようです。高層階からの眺望がいいことや、セキュリティーがしっかりしていること、周辺施設が充実しているため住環境がいいこと、また最近ではゲストルームやジムなどの共用施設が充実しているものも多く、こういった点で人気が出ているようです。そんなタワーマンションですが、実は相続税の節税対策としても注目されています。
 タワーマンションは、相続税法上の評価額が低くなる傾向にあると言われています。その理由は以下の2つです。
①「路線価」や「固定資産税評価額」を用いて評価するため
 相続税法上、マンションの評価方法は、マンションを土地部分と建物部分とに分け、土地については国が公表する「路線価」を、建物については「固定資産税評価額」を用いて評価します。一般的に、「路線価」は実際の取引価額の80~90%ほど、「固定資産税評価額」は50~80%ほどの金額になると言われていますから、現金で持っているよりもマンションを購入したほうが、財産の総額を圧縮することができます。
②購入価額のうちに占める建物部分の割合が高いため
 タワーマンションは、土地の上に多数の居室が建設されますから、相対的に一部屋あたりの土地の所有面積は小さくなります。前述のとおり、建物部分については取引価額の50~80%の金額で評価されることが多いため、土地よりも建物部分の割合が高いほうが、多額の評価減を期待することができると言えるでしょう。
 平成27年1月1日より相続税の増税が決まっています。相続税の節税策をお考えの方は、一つの手段としてタワーマンションの購入をご検討されてみてはいかがでしょうか。

 □□税金クイズ□□  
[問題]タワーマンションが相続税の節税に役立つと知ったAさんは、35階建てのSタワーマンションの購入を検討しています。空き室は3階(35,000,000円)と35階(70,000,000円)の2部屋のみで、いずれも同じ間取りです。より高い節税効果が期待できるのは、どちらの部屋でしょうか。
①3階(35,000,000円)の部屋
②35階(70,000,000円)の部屋

正解は一番下へ!↓↓↓ 

 □□エクストリーム出社□□
 今週は、お盆休みで家族サービスという方も多いのではないでしょうか。せっかくの休みも家族サービスでは中々自分の趣味を楽しんだりする時間はないですよね。そんな皆さんにお勧めしたいのがエクストリーム出社です。
 エクストリーム出社とは、エクストリームスポーツ(過激・刺激的なスポーツ)と出社が融合されたもので、最近、ネットやラジオで話題になっています。
 実際に激しいことをするわけではなく、定刻までに出社する。勤務中に居眠りをしない。他人に迷惑をかけない。という最低限のルールのもとで、起床後、出社までの過程で登山をしたり、観光をしたり、おいしい食事を食べに行ったりとリフレッシュ目的で、思いっきり楽しんだ後に出社するだけです。少し前に話題になったスキルアップを目的とする朝活とは一味違います。
 朝からそんなことしたら疲れて仕事にならないのではと思いますが、実際に体験されている方のほとんどが、朝からトップギアで仕事ができたり、集中力が増したりと好循環を感じているようです。
 遊んでから仕事に行くなんて確かに毎日が楽しくなりそうですよね。
 このエクストリーム出社は大会も行われ、出社までの移動距離や、遊びの内容、演出の三つの採点基準で競われることもあるようですが、私は、手始めに高尾山に登ってから出社してみたいと思います。できるかなぁ~。

□□税金クイズの解答□□
[正解]②35階(70,000,000円)の部屋
 建物の評価の基礎となる固定資産税評価額は、マンション一棟の評価額を専有面積に応じて按分するのみですので、階層が異なっても評価額は同額となります。したがって、同じタワーマンションで比較した場合、購入価額の高い部屋ほど相続税評価額との差額が大きくなり、その分だけ節税効果が期待できると考えることができます。

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