ページの先頭です

メールマガジン

メールマガジン

ホーム > メルマガトップ > 消費税の軽減税率

消費税の軽減税率

2014年6月16日発行

◆◇◆須田会計事務所メールマガジン №00591 2014.06.16発行◆◇◆

 □□税務豆知識□□
<消費税の軽減税率>
 人のうわさも75日。消費税率が5%から8%に引き上げられて75日が経過した頃です。
 気が付けばすっかり消費税率8%にも慣れ、細かいお釣りが気になり、どうせ来年10月に10%に税率を引き上げるなら最初から10%にすれば良かったのにという声も耳にします。
 話題が尽きない消費税ですが、最近は「軽減税率導入」に向けての議論が活発に行われています。
 消費税の軽減税率とは、食料品などの生活必需品を対象に、本来の税率より低い税率で課税するものです。
 欧米では広く導入されていますが、わが国ではいつから導入されるのか、本当に導入できるのかが気になるところです。
 財務省は、軽減税率導入に向けて、その対象を8つのケースに区分して公表していますが、その区分に基づき対象品目に対する税率を8%に据え置くことを前提とした場合の減収額は、最低で400億円、最大で1兆2千億円となっています。
 消費税は、社会保障費の財源になるものですから、軽減税率適用による減収額をどう補うかも今後の論点になってくると思われますが、麻生財務大臣の発言にもあるように「合理的な答えを見出しにくい」軽減税率。国民の理解とともに事業者の意見を全て考慮して導入するのは難しそうです。

 □□税金クイズ□□  
[問題]日本の消費税に類似するカナダの付加価値税についての問題です。次のうち税率が高いのはどちらでしょう?
①ドーナツ屋でドーナツ5個を購入した
②ドーナツ屋でドーナツ6個を購入した

正解は一番下へ!↓↓↓ 

 □□蚊□□
先日家族で食事をしている際、父の発した何気ない一言がとても気にかかりました。それは、「年をとったから、最近蚊に食われなくなった。」というもの。同じ人間なのに、そんなことはあるのだろうか、いや、でも血液型で蚊に刺されやすい・刺されにくいというのもあるようだし…ということで、調べてみました。
蚊に刺されて痒くなるのは、血を吸う際に体内に入った蚊の唾液に対してアレルギー反応を起こすことが原因です。そして、このアレルギー反応には、蚊に刺された回数に応じて5つのステージが存在するそうです。
ステージ1:刺されても何の反応もでない
ステージ2:刺された翌日に痒くなる
ステージ3:刺されてすぐ痒くなり、いったん治まるが翌日再び痒くなる
ステージ4:刺されてすぐに痒くなるだけ
ステージ5:刺されても何の反応もない
刺された回数に応じて、ステージ1からステージ5へ進むそうです。私はおそらくステージ3、父の発言を考えるときっと父はステージ5まで進んでいるのでしょう。ひたすらに蚊に刺されれば、若くしてステージ5に到達することも可能なようです。父の背中まであと2ステージ、早く到達したいものです。
このコラムは、下記の記事を参考にさせていただきました。
 http://www.excite.co.jp/News/woman_clm/20130826/Escala_20130826_591221.html

 □□税金クイズの解答□□
[正解]①
 カナダでは、ドーナツなどのお菓子は、その場で食べるかどうかで税率が異なります。本問の場合、①は5%の付加価値税が課税され、②は非課税です。5個ならその場で食べられるから外食、外食は贅沢だから課税。6個なら自宅用で生活必需品だから非課税。日本もこんな複雑な取扱いになるのでしょうか。

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
☆今週号の編集責任者は 中原敬和 & 須田裕行 でした。
☆須田会計事務所のホームページも是非ご覧下さい。URLは
 http://www.suda.gr.jp です。
☆アドレスの変更や配信中止については下記のアドレスまでご一報お願いします。
mail@suda.gr.jp
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

ページの先頭へ