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自動車税制

2013年10月21日発行

◆◇◆須田会計事務所メールマガジン №00559 2013.10.21発行◆◇◆

 □□税務豆知識□□
<自動車税制>
 みなさんは車をお持ちでしょうか。最近は車に関する費用を抑えるために残価設定ローンやカーシェアなどの商品が開発されています。やはり車は購入する際もかなり費用がかかりますし、購入後も車検やガソリンなど様々な維持費がかかります。では、その車に関してどのような税金がかかっているかご存じですか。自動車取得税、自動車税・軽自動車税、自動車重量税、消費税、揮発油税及び地方揮発油税(ガソリン税)・軽油引取税があります。重量税、ガソリン税は国税で、取得税、自動車税、軽自動車税、軽油引取税は地方税です。ちなみに消費税は現在の5%のうち4%は国税1%は地方税です。
 さて、先日平成26年4月1日から消費税率が8%に引き上げられることが発表されました。この消費税引き上げと同時に打ち出された経済対策の一つに、「自動車課税の見直し」が盛り込まれています。中でも自動車取得税は消費税率10%の段階で廃止することが決まっていますが、これを前倒しで引き下げを行うことが優先的に検討されると言われています。この自動車取得税は消費税と同じく本体価格が基準になる税金であり、消費税との二重課税がずっと問題になっていたためでもあるようです。
 しかし、取得税は上記のように地方税であり、廃止にすると地方の税収が約1,900億円減収になってしまうということで、代替財源がないと当然地方自治体からの反発は必至です。そこで軽自動車税の値上げや、自動車税について新たな基準である環境性能を加味して課税することなどが話題に上がっています。
 この問題がどうなるかによって、我々消費者の自動車の購入にも影響が出てくるでしょうし、日本経済の基幹産業ともいえる自動車業界が大きく影響を受けることにもなりかねません。今後の動向に注目です。

□□税金クイズ□□  
[問題]廃止になると、地方自治体の税収が約1,900億円の減収になると言われている自動車に係る税金はどれでしょう。
①自動車重量税
②自動車取得税
③ガソリン税

正解は一番下へ!↓↓↓ 

 □□シンカテール□□
 みなさんはシンカテールってご存知ですか?名前からはまったく想像できませんが、ビニール傘の名前です。金とビニール傘は天下の回り物、とはうまいことを言うものですが、ビニール傘に対して安い・すぐ壊れる・他と区別できないので紛失しやすいいうイメージをお持ちの方は多いと思います。
 そんなイメージを覆すのがシンカテールというビニール傘です。値段はなんと1本5,250円。普通のビニール傘ならば10本は買える値段です。もちろん値段相応に丈夫で軽く、美しいことを売りにしていますが、それでもビニール傘に5,250円は高いなぁと思ってしまいます。実はこの傘は、政治家や皇室などで重宝されているそうです。色のついた傘ですと視界が遮られてしまいますが、ビニール傘であれば傘を持つ方の表情がよく伝わることから、演説やパレードでよく使われるのだそうです。
 最近ではプレゼントなどで一般の方の購入も増えているそうです。本当に頑丈であれば、安物買いの銭失いになってしまうよりも、高級傘を購入して大切に使うほうがいいのかもしれませんね。 

□□税金クイズの解答□□
[正解]②
自動車取得税が廃止になると地方の税収が約1,900億円の減収になると言われています。ちなみに、自動車重量税とガソリン税は国税です。
   

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☆今週号の編集責任者は 森正和 & 須田裕行 でした。
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