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税金の滞納状況

2013年8月5日発行

◆◇◆須田会計事務所メールマガジン №00548 2013.08.05発行◆◇◆

 □□税務豆知識□□
<税金の滞納状況>
 国税庁は7月30日に平成24年度の税金滞納状況を公表しました。その公表内容によりますと、法人税や所得税など全ての税金の滞納額は平成11年度から14年連続で減少したとのことです。平成24年度中に新たに生じた滞納額は5935億円(前年度比138億円減少)、そして、滞納が整理された額は6850億円(前年度比194億円増加)となりました。また、平成24年度末時点の滞納残高は1兆2702億円となっており、平成以降で最も滞納残高が多かった平成10年度末の2兆8149億円と比べると、半分以下まで減少してきています。このように国税庁では滞納の未然防止と厳正な滞納整理が行われてきているようです。
さて、税金にも様々な種類がありますが、一番滞納されているのはどの税金でしょう。それは消費税です。消費税は、預かった消費税の合計から支払った消費税の合計の差額を納めるものです。そのため、利益が出ていなかったとしても納めなければならない場合もあり、滞納が増えてしまうのではないでしょうか。来年4月1日から消費税が5%から8%に引き上げられる予定ですが、前もって納税額をある程度把握して納税資金を蓄えていくことが、滞納を防ぐために今まで以上に大事になってくるかもしれませんね。

 □□税金クイズ□□  
[問題]国税庁が発表した税金の滞納状況で、一番滞納の多い税金は次のうちどの税金でしょうか。
①法人税
②消費税

正解は一番下へ!↓↓↓ 

 □□3Dプリンター□□
 皆さんは3Dプリンターをご存知でしょうか?テレビのニュースや新聞の記事で目にすることも多いかと思いますが、文字通り立体を造形するプリンターです。
 現在広く普及しているプリンターは、紙に文字や画像を平面的に印刷するだけですが、3Dプリンターは、3DCGや断層撮影された立体画像などのデータを元に何もないところに立体物を作成できるのです。
 基本的な仕組みは、3Dデータを解析して、熱で溶かした樹脂を少しずつ積み重ねていったり、粉末の樹脂に接着剤を吹き付けたりして立体物を作成していきます。イメージとしては輪切りにした玉ねぎを、一枚ずつ重ねて元の玉ねぎの形にするような感じです。
 この3Dプリンターは、数年前から製造・建設はもちろん、教育現場や最先端の医療現場でも、試作品などの製作時間やコストを縮小できるものとして、様々な業界で活躍しています。
 最近では京都大学と東京大学が、複雑な形状の耳の軟骨を3Dプリンターで作成し、そこにIPS細胞を注入して耳を再生する研究を今秋から始めるとの発表があり、今後の動向が気になるところですが、皆さんだったら3Dプリンターで何を作ってみたいですか?

□□税金クイズの解答□□
[正解]②消費税
 消費税の滞納残高は3960億円であり、全体の約31%を占めています。それに対し法人税は1635億円であり、約13%となっています。

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☆今週号の編集責任者は 井戸川真也 & 中原敬和 でした。
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