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同族会社の役員の確定申告義務

2013年2月12日発行

◆◇◆須田会計事務所メールマガジン №00524 2013.02.12発行◆◇◆

 □□税務豆知識□□
<同族会社の役員の確定申告義務>
 今年もいよいよ確定申告の時期となりました。今回は同族会社の役員に確定申告の義務が生じる場合について説明したいと思います。
 給与を受け取っている同族会社の役員は、原則として年末調整によって所得税額が確定し、納税も完了するため確定申告の必要はありません。ただし、給与収入の金額が2,000万円を超える場合には、年末調整の対象とはならず確定申告をすることになります。また、年末調整を受けたとしても、給与所得および退職所得以外の所得金額が20万円を超える場合には確定申告が必要です。
 さらに、給与所得および退職所得以外の所得金額が20万円以下であっても、会社から給与のほかに貸付金の利子や不動産の賃貸料などを受け取っている場合にも確定申告をしなければなりません。なお、この規定は同族会社の役員だけでなく役員の親族についても適用されるため、その親族に確定申告義務が生じる場合もあります。
 同族会社の役員の場合には、上記のような特殊な取扱いも含まれていますのでご注意ください。
 
 □□税金クイズ□□  
[問題]
 同族会社である当社の次の役員のうち確定申告をしなければならないのは誰でしょうか?
①給与収入が1,500万円、雑所得が20万円のA役員
②給与収入が1,500万円、不動産所得が20万円のB役員(不動産は当社に貸付けている)
③給与収入が2,000万円、不動産所得が20万円のC役員(不動産はC役員の親族に貸付けている)

正解は一番下へ!↓↓↓ 

 □□筋肉痛□□
 先日数年ぶりに昔の仲間とテニスをしました。運動自体が久しぶりだったので、準備運動は行いましたが、時間の関係で運動後のストレッチ等を行っていませんでした。予想通り筋肉痛になり、2・3日は痛くて普段何でもない動きがとてもきつく感じてしまいました。
 ところで筋肉痛はなぜ起こるのでしょうか。実は意外なことに、現代医学でも筋肉痛がなぜ起こるかというメカニズムについては、まだ完全に解明されていないようです。現在では次のいくつかの要因が筋肉痛に関係していると言われています。
 良く言われているのは、ハードな運動を行った際に発生する乳酸などの疲労物質が蓄積されて起こるのではないかということ。しかし、この説について最近では乳酸は運動をした後に筋肉に溜まっているわけではなく、体内で消えてしまうので違うのではないかとも言われ始めています。
 他には、運動の負荷によって筋組織が小さな断裂を起こし、傷ついた部分や周辺が炎症を起こすこと。また、その傷ついた筋繊維が修復する際に一度分解され合成されることにより痛みが起こる、などが有力な説のようです。
 では、筋肉痛を避けるにはどうしたら良いのでしょうか。まずは運動前にやることとして、軽いランニングで体と筋肉を温めてからストレッチを行うこと。これはほとんどの方が行っていることだと思います。逆におろそかにしがちなのは運動後のケアです。筋肉痛対策の基本は「温→冷→温」と言われています。激しい運動後は急に休んだりしないで、軽いランニングを行い血液の循環を急激に落とさないようにし、その後に使った筋肉をストレッチで伸ばしてあげます。休憩はこの2つを行った後にしましょう。
 実際に運動後のケアを行ったときと行わないときで、その後の筋肉痛の度合いがかなり違います。これは以前良く運動していたときに実感しています。春に向かい暖かくなってくると運動をする機会も増えると思います。そのときは是非お試し下さい。 

□□税金クイズの解答□□
[正解]②
 同族会社の役員が自己の所有している不動産をその同族会社に貸付け、不動産収入を得ている場合には、その所得金額にかかわらず確定申告が必要です。 

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