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売掛債権の貸倒れ

2012年12月25日発行

◆◇◆須田会計事務所メールマガジン №00518 2012.12.25発行◆◇◆

 □□税務豆知識□□
<売掛債権の貸倒れ>
 商品の販売や役務の提供などによって発生した売掛債権については、その債務者との取引を停止した後1年以上を経過した場合、売掛債権の額から備忘価額を控除した残額を損金経理することにより、貸倒損失とすることが認められています。
 この取扱いは「継続的な取引を行っていた債務者」に対する売掛債権の場合に適用されます。したがって、不動産取引のように通常継続して行うことのない取引を行った債務者への売掛債権の場合には適用がありません。ただし、通信販売を営む法人のように、一度でも注文があった顧客について、継続・反復して販売することを期待して顧客情報を管理している場合には、その顧客を「継続的な取引を行っていた債務者」として、上記の取扱いの適用を受けることができるとされています。
 売掛債権の貸倒れに係る「継続的な取引を行っていた債務者」の判断については、過去の取引実績だけでなく、将来の取引見込みなども考慮することが必要です。

□□税金クイズ□□
[問題]
製造業を営む当社は、数年来取引のあった販売先A社およびB社が業績不振のため、その取引を停止しました。次のうち、法人税法上、貸倒損失として処理することが認められる場合はどちらでしょうか?
①A社とは当期中に取引を停止し、当期末に未回収の売掛金を有している場合
②B社とは前期末に取引を停止し、当期末に未回収の売掛金を有している場合

 正解は一番下へ!↓↓↓

□□加湿器□□
2012年もまもなく終わりますが、冬はこれからが本番です。寒さもさることながら、乾燥も冬の悩みではないでしょうか。乾燥は風邪を引く原因でもあり、かくいう私も乾燥から風邪を引いてしまいました。そんな乾燥から守ってくれるのが加湿器です。加湿器にも様々な種類があり、私が買い物をしたときに結構悩んでしまったので、少しだけ紹介してみたいと思います。種類は大きく加熱式・気化式・超音波式に分けられ、特徴は次の通りです。
加熱式:加湿機能が高く、即効性がある。
気化式:長時間使用しても電気代が安い。
超音波式:デザインに凝ったものが多い。
私は家にいるときにはずっと使用するつもりでしたので、気化式を購入しました。現在は夜帰宅してから翌朝出勤するまでフル稼働で頑張ってくれています。ぜひみなさんも加湿器で快適な冬を過ごしてみてはいかがでしょうか。
 今号が今年最後のメールマガジンとなります。今年も一年ご愛読いただきまして誠にありがとうございました。来年もどうぞ宜しくお願い致します。
 
 □□税金クイズの解答□□
[正解]②
 商品の販売や役務の提供などによって発生した売掛債権について、その債務者との取引を停止したことにより貸倒損失として処理するためには、取引停止後1年以上経過していなければなりません。

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☆今週号の編集責任者は 佐原哲也 & 井戸川真也 でした。
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