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外貨投資の税金

2012年12月10日発行

◆◇◆須田会計事務所メールマガジン №00516 2012.12.10発行◆◇◆

 □□税務豆知識□□
<外貨投資の税金>
 史上まれにみる低金利の時代、少しでも金利の高い外貨へ投資している方も多いのではないでしょうか。今年はずっと円高傾向にありましたが、最近になって円安へ転換し始めているようです。年末年始に海外旅行を計画されている方には想定外の円安ですが、外貨投資をされている方には恵みの円安ですね。
さて、今回は外貨投資にかかる税金について簡単にお話いたします。外貨投資として有名なのは、銀行で取扱いのある外貨預金、証券会社で取扱いのある外貨MMF、そしてハイリスクハイリターンのFXなどでしょうか。外貨預金については円に換金したときに発生する為替差益は雑所得として総合課税となるため、確定申告が必要となります。この場合、他の所得と合算した上で、その合計所得金額に対して税率が決められているため、思わぬ税率が課せられる場合があります。
その一方、外貨MMFについては売却して円に換金した場合の為替差益は非課税となります。外貨投資の中では比較的リスクが小さいとされる外貨預金と外貨MMFですが、税制上では大きな違いがありますので参考にしてみてはいかがでしょうか。
また、FXについては店頭FXと365FXという2つの取引方法があります。平成23年分の確定申告では申告方法に違いがあったのですが、今年分の確定申告からはどちらも税率20%の申告分離課税となりました。他の所得との通算をする必要はありませんが、FXで利益が出た場合や損失を繰越したい場合には確定申告が必要となりますのでご注意ください。
今回取り上げました金融商品については税制以外にもメリット・デメリットがあるかと思いますので、商品の詳細などについては取扱いのある金融機関までご相談いただいた方が良いかもしれませんね。

□□税金クイズ□□
[問題]
 外貨MMFを売却して円に換金した際にどのくらいの税金がかかるでしょう?
①20%
②非課税

 正解は一番下へ!↓↓↓

□□鏡餅□□
毎年の事ですが12月も半ばを過ぎると、気が急いてきます。そろそろお正月の準備ということで、我が家では本物の杵と臼を用いて、家族総出でお餅つき大会を行います。古くから「9日餅は搗かないこと」と言い伝えられてきたので、29日には餅つきをしません。 だからといって31日では忙し過ぎるので、毎年12月中旬辺りに開催します。
最初に作成するのは、お供え餅(鏡餅)その後、お正月に食べる伸餅という順番で作るのですが、お正月になぜ鏡餅をお供えするのか本当の意味を皆さんはご存知でしょうか。
歴史をひもといてみると、そもそも鏡餅とは神様と人を仲介するものであり、1年間の幸せを願う「晴れの日」に神前に捧げた餅をみんなで分け合って食べることで、神様からの祝福を受けようという信仰・文化の名残りなのです。つまり、鏡餅は神様にお供えしてからいただく尊い餅。「お供え」が鏡餅の別名となっているのはこうしたことに由来しています。 では、なぜ重ねた餅を鏡餅と呼ぶようになったのでしょうか。 ひとつには、丸い餅の形が昔の銅鏡に似ていることから。古来から、鏡は神様が宿るところとされていました。また、鏡餅の「鏡」は「鑑みる(かんがみる)」。つまり良い手本や規範に照らして考えるという意味の言葉にあやかり、「かんがみもち」とよぶ音がしだいに変化して鏡餅になったのだとも言われています。 さらに、鏡餅の丸い形は家庭円満を表し、重ねた姿には1年をめでたく重ねるという意味もあるそうです。
何かと慌しい12月。仕事や家事を上手に進められるよう今年こそはスケジュールをたてて計画的に進めようと今のところは考えています。

 □□税金クイズの解答□□
[正解]②
 外貨MMFについては売却して円に換金した場合の為替差益は非課税となります。
 
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☆今週号の編集責任者は 井戸川真也 & 宮下菜保子 でした。
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