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給与所得控除額の上限設定

2012年11月26日発行

◆◇◆須田会計事務所メールマガジン №00514 2012.11.26発行◆◇◆

 □□税務豆知識□□
<給与所得控除額の上限設定>
 給与所得の金額は、原則として年間の給与収入の金額から給与所得控除額を差し引いた残額とされており、給与所得控除額は給与収入の金額に応じて一定の算式により計算します。
  これまで給与所得控除額に上限はありませんでしたが、平成25年分以後の給与所得の金額を計算する際には、給与収入の金額が1,500万円を超える場合の給与所得控除額は245万円の定額とされました。
 例えば、給与収入の金額が2,000万円の場合、現行の給与所得控除額は270万円(2,000万円×5%+170万円)ですが、改正後は245万円となるため、給与所得の金額は25万円増加します。仮に、この給与所得以外に所得がなく、所得控除額を基礎控除38万円のみとして所得税を計算すると、税額は82,500円増加します。
 現行の所得税率は5%から40%まで間で6段階に区分されています。給与所得控除額の上限設定により、前年と同額の給与収入の金額であっても、適用される所得税率が変わる可能性がありますので、役員報酬などを決める際には注意が必要です。

□□税金クイズ□□
[問題]
 平成25年分以後の給与所得の金額を計算する際の給与所得控除額に関する次の記述のうち、正しいものはどれでしょうか?
①給与所得控除額は、給与収入の金額にかかわらず245万円の定額となる
②給与所得控除額は、給与収入の金額が1,500万円を超えると245万円の定額となる
③給与所得控除額は、給与収入の金額が2,000万円を超えると245万円の定額となる 

 正解は一番下へ!↓↓↓

□□2012年ヒット商品ベスト30□□
 今月初旬、月刊情報誌「日経トレンディ」が「2012年ヒット商品ベスト30」を発表しました。私(宮元)個人的には、毎年このランキングを楽しみにしており、発表されるランキングを見て、自分がどれだけ時代に付いて行けていたか、自分の中でのヒット商品ランキングと実際のランキングを照らし合わせて、自分の感性がどこまで世間と合っていたかなどを気にしつつ楽しんでいます。
 2012年の気になるランキングは以下の通りでした。
1位 東京スカイツリー
2位 LINE
3位 国内線LCC
4位 マルちゃん正麺
5位 フィットカット カーブ
6位 JINS PC
7位 おさわり探偵 なめこ栽培キット
8位 キリン メッツ コーラ
9位 街コン
10位 黒ビール系飲料
 このランキングを見てApple製品がランクインしていなかったのはかなり意外でした。
 一方、1位にランクインしたのはやはり「東京スカイツリー」でした。テレビや雑誌等でも建設途中段階から取り上げられていましたし、納得の結果ではないでしょうか。オープンした日が東日本大震災の直後だったこともあり、震災後の沈滞ムードだった日本において、日本復興の象徴となったと言えるかもしれません。
 来年はどんなヒット商品が誕生するのか今から楽しみです。

 □□税金クイズの解答□□
[正解]②
 平成25年分以後の給与所得の金額を計算する際に、給与収入の金額が1,500万円を超える場合、給与所得控除額は245万円の定額となります。

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☆今週号の編集責任者は 佐原哲也 & 宮元健志 でした。
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