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年末調整で間違いやすいポイント

2012年11月19日発行

◆◇◆須田会計事務所メールマガジン №00513 2012.11.19発行◆◇◆

 □□税務豆知識□□
<年末調整で間違いやすいポイント>
 毎年のことですが、この時期は会社の給与事務を担当されている方はもちろんのこと私たち会計事務所職員にとっても大切な業務の一つ、年末調整が待っています。
 年末調整は、計算自体はそれほど難しいことはありませんが、ちょっとした確認を怠ると思わぬ間違いにつながります。
①配偶者や扶養親族の所得の確認を怠ったことによる間違い
 扶養控除等申告書に記載する所得が見積額であるにもかかわらず、年末時点で今年の実際の所得を再確認しないで、扶養親族として控除額を計算してしまうことや、年収と所得を勘違いして扶養控除額を計算し忘れるなどの間違い。
 →申告書に記載された金額と実際の所得に相違がないか、記載された金額が収入なのか所得なのかを確認するだけで間違いはなくなります。
②前職の確認を怠ったことによる間違い
 中途採用者の中には、当社に入社する前に他社で勤務していた場合があります。このような社員の年末調整をするときに、前職の有無を確認をせずに当社で支給した給与だけで年末調整を済ませてしまうという間違い。
 →前職の有無を確認することで間違いはなくなります。
③保険の中途解約の確認を怠ったことによる生命保険料控除額の間違い
 保険料控除を受けるためには、保険会社から送られてくる控除証明書に基づいて計算します。この控除証明書は支払保険料が月額で記載されていたり、年額で記載されていたりと様々ですが、9月ごろに保険が中途解約されているにもかかわらず、月額○○円×12か月で控除額を計算したり、年末までの払込見込額○○円に基づいて控除額を計算したりしてしまうことによる間違い。
 →提出された控除証明書については、いずれも契約継続中であること、保険料支払いに滞りがないことなどを確認するだけで間違いはなくなります。
 まだまだありますが、いずれもちょっとした確認で防げる間違いですので、給与担当者の方はご注意ください。
 
□□税金クイズ□□
[問題]
 次のうち年末調整で証明書の添付又は提示が必要なものはどれでしょう。
①国民健康保険料
②保険料の金額が9,000円の旧生命保険料
③保険料の金額が9,000円の新生命保険料 

 正解は一番下へ!↓↓↓

□□足がつる□□
 先週の日曜日、テニススクールの更衣室で靴を脱ぐ際、急にふくらはぎがつりました。そもそも足がつるということは筋肉が急に収縮し、そのまま固まってしまって痛くて動かせなくなることをいいます。専門的な言葉では「有痛性筋痙攣」と呼び、一番多いのはふくらはぎ(こむら)に起った場合で、「こむら返り」とも呼ばれます。
 運動中に足がつる のは、準備不足で急激に筋肉が収縮したり、大量の汗をかいて脱水状態になったり、電解質のバランスが崩れてしまうことなどが原因だと言われています。
 もしこむら返りが起ってしまった場合は、つま先を持ってゆっくり頭のほうに向けて、じわじわとふくらはぎを伸ばすようににしましょう。
 ストレッチなどのウォーミングアップをしてから運動を始めること、こまめな水分補給をすることを心掛け、楽しく運動を続けていきたいと思います。
 
 □□税金クイズの解答□□
[正解]③
 旧生命保険契約に係る保険料は、支払った保険料から剰余金等の割戻金を控除した金額が9,000円以下であれば証明書の添付又は提示の義務はありません。しかし、旧生命保険契約以外の保険料については9,000円以下であっても証明書の添付又は提示義務があります。

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☆今週号の編集責任者は 中原敬和 & 川合晃弘 でした。
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