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環境税

2012年10月9日発行

◆◇◆須田会計事務所メールマガジン №00507 2012.10.9発行◆◇◆

 □□税務豆知識□□
<環境税>
 地球温暖化対策を促進するために、石油や石炭、液化天然ガスなどの化石燃料に課税する環境税が先週から導入されました。
 もともと、化石燃料には石油石炭税が課税されていましたが、これを1.5倍に増税し、その増税分を環境税として再生可能エネルギーの普及や省エネ対策にあてるようです。
 環境税は、化石燃料ごとの二酸化炭素排出量に着目し、1t当たりの税負担が289円になるように最終的な税率を設定しています。
 税率は、本年度から2年ごとに段階的に引き上げられ、平成28年度には石油であれば1kl当たり760円、液化天然ガスであれば1t当たり780円になります。
 1klや1tと言われてもよくわかりませんが、一般家庭では増税分が全て光熱費などに転嫁されるとすると年間で1,200円程度の負担増になりそうです。
 福島の原発事故を期に化石燃料への依存が高まる中で、二酸化炭素排出抑制のための税制面からのこうした取り組みは今後も一層重要なものになるかもしれませんね。
 
 □□税金クイズ□□
[問題]
 次のうち環境税の導入が最も早かった国はどこでしょう?
①フィンランド
②スイス
③ドイツ

 正解は一番下へ!↓↓↓

□□リボン運動□□
 最近、街中の広告でピンク色のリボンマークをよく見かけませんか?これは乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の大切さを伝えるシンボルマークです。リボンを身に付けることで乳がんを理解し、患者さんを支援する意思を表しています。こうしたリボンをアウェアネスリボン(Awareness ribbon)と呼び、直訳すると「気づきのリボン」です。このリボン運動の目的は、問題の存在を伝えることにあります。ボランティアの第一歩は、正しく知ることにあり、それを周囲の人に伝えることも立派なボランティアになります。ピンクリボンの他にも、訴える問題によってリボンの色が変わり、それぞれにメッセージを持っています。例えば、エイズ患者を応援していく意志を表しているレッドリボン、児童虐待防止を訴えるオレンジリボン、移植医療普及のためのシンボルであるグリーンリボンなどがあります。
 ボランティアというと、何となく敷居の高いイメージがありますが、リボンの形をしたステッカーを貼ってみるなど、気軽に始めてみてはいかがでしょうか?

 □□税金クイズの解答□□
[正解]①
 フィンランドは1990年、スイスは2005年、ドイツは1999年なので、正解は①のフィンランドです。

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☆今週号の編集責任者は 中原敬和 & 川合晃弘 でした。
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