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住宅ローンの借り換え

2012年8月20日発行

◆◇◆須田会計事務所メールマガジン №00500 2012.8.20発行◆◇◆

 □□税務豆知識□□
<住宅ローンの借り換え>
 ここ最近のユーロ圏の信用不安や社会保障と税の一体改革関連法案成立による安堵感により、比較的安全資産とされている日本国債が買われ、長期金利が歴史的な水準まで低下しています。
 この長期金利の低下に伴い大手金融機関を筆頭に、各行とも住宅ローンの固定金利を引き下げているようで、これを機に借り換えを検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 金利は支払う側からすれば安い方が良いに決まっていますが、住宅ローン控除を受けている方で引き続き控除を受けたい方は、借り換えるときは次の点に注意してください。
①借り換えによる新しいローンが、当初のローンを返済するためのものであることが明らかであること
②借り換え後においても返済期間が10年以上であるなどローン控除の対象となる要件に当てはまること
 これらの要件を満たさなければ、借り換え後に住宅ローン控除を受けることができなくなります。
 利率の低さは魅力的ですが、借り換え後に控除が受けられなくて後悔するということがないように、借り換えは慎重に検討したいですね。
 
 □□税金クイズ□□
[問題]
 伊藤さんは今年に入り住宅ローンの一部繰り上げ返済したところ、返済期間が当初契約の13年から5年短縮されて8年になりました。返済期間が住宅ローン控除の要件である10年に満たなくなってしまいましたが、今まで通り住宅ローン控除を受けることができるでしょうか。
①できる
②できない

 正解は一番下へ!↓↓↓

□□判定の行方□□
 今回も先週に引き続きオリンピックの話です。
 史上最多のメダルを獲得して閉幕したロンドンオリンピックですが、今回は審判の判定が大きくクローズアップされた大会となりました。
 私が最も驚いたのは柔道の判定です。今回、日本選手の試合で、旗判定により一旦勝敗が決められた後、ジュリー(審判委員)からの指示によりもう一度判定が行われ、勝敗が覆るということがありました。結果的に日本選手が勝ったため、その話題は忘れられつつありますが、最初の旗判定のあとに勝敗が変わったことに対して非常に違和感が残っています。柔道に関しては判定の方法だけでなく、審判個々のレベルの向上が必要かと思われます。
 現在、レスリングやフェンシングなどでビデオ判定が導入されています。今後も多くの競技でビデオ判定が普及し、選手の努力を無にしない、公正で納得のいく判定が行われることを望みます。
 
 □□税金クイズの解答□□
[正解]②できない
 住宅ローンを繰り上げ返済した場合、当初の契約による最初の返済月から繰り上げ返済後の最終返済月までの期間が10年以上ある場合に限り、引き続き控除を受けることができます。
 本問の場合、繰り上げ返済後の返済期間が10年に満たないため控除を受けることができません。
 

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☆今週号の編集責任者は 中原敬和 & 佐原哲也 でした。
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