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平成24年分の路線価公表

2012年7月9日発行

◆◇◆須田会計事務所メールマガジン   №00494 2012.7.9発行◆◇◆
□□税務豆知識□□
<路線価の公表>
1週間前の7月2日に今年の路線価が公表されました。最高額は27年連続銀座4丁目和光本店前、三越前、交差点向かいの銀座5丁目鳩居堂前で1㎡あたり2152万円でした。
A4サイズの土地が130万円。葉書サイズなら30万円。私が住んでいる場所の1㎡あたりの路線価よりA4サイズの土地の方が数倍高いことにショックを受けました。
路線価は、相続税や贈与税の土地評価に利用するもので公示価格の8割程度と言われています。
公示価格が敷地そのものの価格であるのに対し、路線価は文字通り路線、つまり道路に価格を定め、その道路に接している宅地は全て同一価格で評価します。
同一価格といっても、土地の形状、敷地の大きさ、利用状況などで、同じ路線に接している宅地でも実際の評価額は異なります。また、稀ではありますが、上り車線と下り車線があるような都心の大きな路線では、利便性や収益性により上りと下りで価格が違うこともあります。
全国的に路線価は下がる傾向にありますが、景気が回復して我が町の路線価が銀座の葉書サイズの路線価を超えてほしいものです。
□□税金クイズ□□
[問題]宮元くんは、6月に路線価地域の宅地の贈与を受けたので、早速もらった宅地の評価をするために路線価図を見てみました。ところが、宮元くんの贈与を受けた土地に接する路線価がありませんでした。この場合、贈与を受けた宅地の評価額として正しいものはどれでしょう。
①路線価がないので0円の評価額
②税務署で設定してもらった特別な路線価に基づいた評価額
③固定資産税評価額
正解は一番下へ!↓↓↓
□□うるう秒□□
皆さんは2012年7月1日が普段より1秒長かったのをご存じでしょうか?
日本時間で午前8時59分59秒のあとに、世界中で1秒の「うるう秒」が挿入されました。うるう秒の調整は、地球の自転に基づく時刻と高精度の原子時計に基づく時刻とのズレを0.9秒以内におさめる目的で実施されるもので、今回の調整は3年半ぶり25回目の実施だそうです。両者の差は潮汐の影響や地球の内部活動が原因で地球の自転が毎年少しずつ遅くなっているため発生します。また、うるう年は4年に1度と決まっていますが、うるう秒は不定期で今の技術では将来の調整時期を予測することは不可能なようです。私の普段の生活には全く影響がなく、実感もありませんでしたが、次回のうるう秒では電波時計に注目してみると面白いかもしれませんね。
□□税金クイズの解答□□
[正解]②
評価する宅地が路線価地域にある場合で、評価の基準となる路線価がないときは、その宅地にもっとも近い路線価を基に評価するのが原則ですが、今回のように、税務署に申し出て価格(特定路線価といいます)を設定してもらった場合には、その特定路線価で評価することもできます。
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☆今週号の編集責任者は 中原敬和 & 川合晃弘 でした。
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