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相続税がかかる財産

2011年12月19日発行

◆◇◆須田会計事務所メールマガジン   №00467 2011.12.19発行◆◇◆

 □□税務豆知識□□
<相続税がかかる財産>
 相続税の計算は、被相続人が所有していた財産を評価することからスタートします。一般的に財産といえば、預金や株式などの金融資産、土地や建物などの不動産などが思い浮かびますが、それら以外に次に掲げるものも相続財産となります。
①死亡保険金や死亡退職金
 被相続人が保険料を負担していた生命保険の死亡保険金や勤務先から支給された死亡退職金などをみなし相続財産といい、相続税の課税対象となります。
②相続の開始前3年以内に贈与を受けた財産
 相続や遺贈で財産を取得した人が、被相続人の死亡前3年以内に被相続人から財産の贈与を受けている場合には、原則としてその財産の贈与された時の価額を相続財産の価額に加算します。
③家族名義の預貯金
 預貯金の口座名義が被相続人の家族であっても、実質的に被相続人のものであると認められる場合には、その預貯金は相続財産となります。
  以上、相続税の計算の際には財産の計上漏れが無いようご注意ください。 
 □□税金クイズ□□  
[問題]
 被相続人の死亡後、遺言が2通見つかりました。それぞれの遺言の作成日付が異なっていた場合、どちらの遺言が有効となるでしょうか。
①古い日付の遺言
②新しい日付の遺言
③どちらも無効となる
正解は一番下へ!↓↓↓ 

 □□衝動買い□□
 冬のボーナスで懐が暖まり、財布の紐が緩くなっている方も多いのではないでしょうか。ついつい衝動買いをしてしまいがちな時期ですね。「またそんな衝動買いして!」と言われますが、じゃあ衝動買いって何よ?と調べてみました。
 衝動買いは「非計画購買」の一種です。非計画購買とは「入店前には購入の意思を持たない消費者が店舗内で購買意思を持ち、商品を購入すること」とのこと。ここからさらに細分され、必要に迫られないいわゆる純粋な衝動買いは「何らかの要因(心理的要因・状況要因など)で人間が持つ衝動性が強く働き、自己抑制も振り切り、購入意図のなかったものを購入すること」とのこと。
 この考えに基づく衝動買い防止術としてHALT方式というものがあるそうです。「HALT」とは、Hunger(空腹)、Anger(怒り)、Loneliness(寂しさ)、Tiredness(疲れ)の頭文字で、これらの感情からくる欲求を満たすことで衝動買いが防止できる、というものです。
 衝動買いの予感がしたら「お腹が空いていないか?」と自身に問いかけ、空腹ならば空腹を満たし、腹が立っている場合は友人に愚痴を聞いてもらう、寂しいときは誰かと話す、疲れていたらベッドで横になる。このように、基本的な欲求を満たすことで、衝動買いを防ぐのがHALT方式です。
 確かにちょっと落ち着けば無駄な衝動買いを防止できるのかもしれません。次回買物に行く時は少し意識してみたいと思います。

 □□税金クイズの解答□□
[正解]②
 遺言は最も新しい日付のものが有効となります。ただし、その遺言が法律で定められた要件を満たしていることが必要です。

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☆今週号の編集責任者は 佐原哲也 & 齋藤直樹 でした。
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