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親子間での金銭の貸借

2011年10月11日発行

◆◇◆須田会計事務所メールマガジン   №00457 2011.10.11発行◆◇◆
□□税務豆知識□□
<親子間での金銭の貸借>
マイホーム購入などの大きな買い物をする際に親など身近な方から援助を受ける場合には、それが例え借りたつもりであったとしても注意が必要です。
金銭の貸借には必ず、利息が発生します。これは経済取引の基本原則であり、銀行などとの金融取引に限らず私たちの生活にも関係しています。したがって、親子間の金銭の貸借であったとしても、無利息で返済をしている場合には、この利息相当額の贈与があったものとして贈与税の課税対象となる可能性があります。また、「お金が貯まったら返す」などというように具体的な返済計画がない場合には、借りた金額の全額が贈与として取り扱われる可能性があります。
贈与税は、当事者間にその意思がなかったとしても、贈与があったものとみなして課税される危険性が高い税目です。税務署からあらぬ疑いをかけられないように、以下の証拠資料を揃えておくとよいでしょう。
①利息を付している旨を明記した金銭消費貸借契約書や借用証書に、当事者それぞれが署名捺印したもの
②返済していることを立証できる振込履歴や通帳など
□□税金クイズ□□
[問題]
Aさんは念願のマイホーム購入にあたって、借用証書を作成の上、父親から年利5%で3,000万円の融資を受けました。この場合、父親が受け取る利息について正しいものはどれでしょう?
①何もしなくて問題ない
②贈与税の申告が必要
③所得税の申告が必要
正解は一番下へ!↓↓↓
□□[食で免疫力アップ ]-ゴマ編 □□
ゴマパワーで毎日イキイキ!なんてCM皆さんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?ということで、今日のお勧め免疫力アップの食材はゴマです。
ゴマは、CMでよく取り上げられているセサミンの他に、ビタミンB1やビタミンEなどの豊富な栄養素や、リノール酸などの人体では合成できない不飽和脂肪酸も多く含まれ、古くから健康によい食品とされています。
セサミンは、細胞が老化する原因の一つといわれている活性酸素の働きを抑制し、肝機能を高め、二日酔いや悪酔いを予防する効果があるだけでなく、血液中の善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らすため生活習慣病の予防にもなります。
ビタミンB1は神経系ビタミンともいわれ、極度の疲労や記憶力の低下、いらだちなどの症状を緩和しますし、ビタミンEは老化防止に役立つそうです。
この他にも健康に役立つ事ばかりのゴマですが、生のままで食べるより、煎ったりすったりして食べるのが効果的なようです。
昼間の仕事でゴマすりし過ぎて疲れた方は、すりゴマでエネルギーをチャージしてみてはいかがでしょうか。
□□税金クイズの解答□□
[正解]③
親族への貸付金の利息として受け取った金額は、原則、所得税法上雑所得として申告する必要があります。
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☆今週号の編集責任者は 須田裕行 & 中原敬和 でした。
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