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付随費用の取扱い

2011年9月20日発行

◆◇◆須田会計事務所メールマガジン   №00455 2011.09.20発行◆◇◆

 □□税務豆知識□□
<付随費用の取扱い>
 資産の取得や処分などの取引に関連して支出した費用を付随費用といいます。この付随費用のうち、資産の取得のために要した費用は、原則として、その資産の取得価額に算入する必要があります。
 具体例としては、引取運賃、荷役費、運送保険料、購入手数料、関税などがあります。また、機械やパソコンなどを購入したときの設置費用も資産の取得のために要した費用となります。
 ただし付随費用の中には、法人の選択により資産の取得価額に含めないことができるものもあります。例えば、不動産取得税や自動車取得税、登録免許税その他登記や登録に要する費用などがこれに該当します。
 資産の取得時には、付随費用を誤って費用の科目で計上してしまうことのないよう、支出の内容をご確認の上、適切な取扱いをお願い致します。

 □□税金クイズ□□  
[問題]
 当社では、当期において新工場を建設した際に次の費用を支出しています。このうち、その支出額を工場の取得価額に含めないことができる費用はどれでしょうか?
①新工場の設計費用
②新工場の電気設備および空調設備の工事費
③新工場の建設のための借入金の利子(工場の使用を開始するまでの期間に係るもの)

 正解は一番下へ!↓↓↓ 

 □□海外メーカーパソコン□□
 私(宮元)は、今パソコンの買い換えを検討しており、いろいろと情報収集をしていたのですが、海外メーカーのものはスペックが国内メーカーのものと同水準であるにもかかわらず、値段が5万円前後のものがあるという驚きの情報を耳にしました。
 海外メーカーのパソコンというと世界最大手のヒューレット・パッカードを筆頭に、デル、エイサー等が有名ですが、個人的に今最も注目しているのがレノボというメーカーです。
 レノボは元々中国のメーカーでさほど注目されていませんでしたが、2004年にIBMのPC事業と統合をし、2011年にはNECと共同でPC事業に関する合弁会社を設立したことを期に、近年急成長している会社です。
 レノボの世界シェアは2012年にはデルを抜き世界第2位となる見通しで、ヒューレット・パッカードを追撃する勢いで売上販売台数を伸ばしているという新聞記事を以前読みました。
 レノボのパソコンブランドにはIBMから引き継いだ「ThinkPad」シリーズを中心として、独自に開発した「Lenovo」シリーズなどがありますが、とにかくその安さには驚かされます。先日、家電量販店で実際に商品を見てきたのですが、驚きの価格帯でした。
 オフィスソフトが最初からインストールされていないという理由で安いモデルがあったり、サポート体制が若干弱いなどの弱みもありますが、自宅や外出先で普通にパソコンを使用する分には全く問題ないと思います。
 世界に目を向けるという意味でも、海外メーカーのパソコンの購入を検討されてみてはいかがでしょうか。

 □□税金クイズの解答□□
[正解]③
 付随費用のうち、資産を取得するための借入金の利子で、その資産の使用を開始するまでの期間に係る部分は、法人の選択により取得価額に含めないことができます。このほか、不動産取得税や自動車取得税、登録免許税その他登記や登録に要する費用なども取得価額に算入しないことができます。

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☆今週号の編集責任者は 佐原哲也 & 宮元健志 でした。
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