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食事代の補助

2011年6月20日発行

◆◇◆須田会計事務所メールマガジン  №00442 2011.06.20発行◆◇◆

 □□税務豆知識□□
<食事代の補助>
 今回は会社が従業員に対して支給する食事代についてのお話です。
 原則として会社から無料もしくは低い価額で食事の提供を受ける場合には、従業員の給与所得となり課税されることになっています。しかし次の場合には給与所得とはならず課税されません。
①残業又は宿日直を行うときに食事代を支給する場合
②社員食堂等で支給される食事で、食事代の50%以上を従業員負担し、かつ会社負担額が1ヶ月3,500円(税抜き)以下である場合
③深夜勤務者に夜食の支給ができないために1食当たり300円(税抜き)以下の金額を支給する場合
 福利厚生の一環として食事手当を支給している会社は、適切な取扱いをお願い致します。

 □□税金クイズ□□  
[問題]
  A社では工場で働く従業員のために仕出し弁当(@420円)を取り寄せており、その半額を昼食手当として支給しています。宮元君は今月20回仕出し弁当を利用しました。A社の宮元君に対する昼食手当は給与所得として課税されるでしょうか?
①課税される
②課税されない
  正解は一番下へ!↓↓↓ 

 □□ [脳の性質] -ヤル気□□
 皆さんは、どうしてもヤル気が出ないときはありませんか?ヤル気つまりモチベーションは、脳の側坐核(そくざかく)という場所で作られています。側坐核を活動させるためには、ある程度の刺激が必要とされています。
 例えば、皆さんにも、嫌々ながら掃除を始めたにもかかわらず、気分が乗って、部屋をすっかりきれいに片づけてしまった経験があると思います。
 こうした現象は心理学者クレペリンによって発見され、作業興奮と名づけられました。何事も始めてからしばらく経つと少しずつ調子に乗って集中できるようになる。これが作業興奮です。側坐核が目を覚ますのには時間がかかります。だから、ヤル気の出ないときは、とにかくヤル気の出ないことを始める。そして、始めたらしばらくは中断しないことが肝心なのです。このような脳の性質を理解したうえでヤル気の出ないときを乗り越えてみてはいかがでしょうか?

  □□税金クイズの解答□□
[正解]①課税される
 @420円×20回=8400円。よって会社補助4200円(税抜き4,000円)、個人負担4,200円となります。
従業員が食事の価額の50%以上を負担していますが、会社負担額が3,500円を超えているため従業員の給与として課税されます。

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☆今週号の編集責任者は 川合晃弘 & 辰口弘晃 でした。
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